「新しいお客様に来店してもらいたい」「常連のお客様にもっと通ってもらいたい」――来店促進キャンペーンは、店舗の販促でもっとも身近な施策のひとつです。
この記事では、店舗で来店促進キャンペーンを実施するときの目的別の考え方と、準備から運用までの手順をご紹介します。店頭にQRコードを掲示し、お客様にその場でスマートフォンから参加してもらう形を前提にしています。
来店促進キャンペーンで最初に決めること
企画に入る前に、次の3つを整理しておくと、設計がぶれにくくなります。
- 目的 ― 新規来店を増やしたいのか、再来店を促したいのか、客単価を上げたいのか
- 特典 ― 割引、サービス品、グッズなど、来店したくなる特典は何か
- 参加方法 ― どこで、どうやってお客様に参加してもらうか
目的別の施策の考え方
新規のお客様に来てもらいたい場合
SNSやチラシで告知し、「来店時に使える特典が当たる」ことを来店の動機にします。当たった特典を、その日の会計で使える割引にすると、来店のきっかけとして分かりやすくなります。
再来店を促したい場合
来店のたびに参加できる設計にして、「行けばまた楽しめる」状態をつくります。1日に参加できる回数を決めておけば、公平性も保てます。営業が日付をまたぐ店舗の場合は、抽選回数のリセット時刻を営業時間に合わせる方法もあります。
お客様の購入や滞在を後押ししたい場合
当たった特典を「お会計時に使える割引」にすると、その場の購買につなげやすくなります。
LINEの友だちを増やしたい場合
店頭での参加を、LINE公式アカウントの友だち追加と組み合わせる方法もあります。LINE公式アカウントの作成が必須で、個別の設定が必要です。詳しくはLINE連携の仕組みをご覧ください。
実施の手順
- 目的と特典を決める ― 上記を参考に、何のために、何を景品にするかを固めます
- 参加方法を決める ― QRコードを掲示する場所(入口、テーブル、レジ横など)と、POPの文言を決めます
- 抽選の内容を設定する ― 景品ごとの当選数や、当たりやすさを設定します
- 店頭のオペレーションを決める ― 当選したお客様への対応を、スタッフ全員で統一します
- 開始・運用する ― 期間中は、管理画面でイベントごとの抽選回数を確認できます
店頭での受け渡しは「受取確認ボタン」が運用しやすい
割引のように、その場で使う特典の場合は、受取確認ボタン機能を使った手渡しの運用が、発送の手配が要らず、運用しやすい方法です。流れは次のとおりです。
- お客様が店頭のQRコードから参加し、当選する
- お客様が当選画面をスタッフに見せる
- スタッフが画面を確認し、受取確認ボタンを操作する
- その場で割引などの特典を適用する
お客様が住所や氏名を入力する必要はなく、スタッフがボタンを操作するだけで受け渡しが完了します。ボタンはスタッフが操作するもので、お客様ご自身では操作しない運用です。
店頭運用でつまずきやすいポイント
- スタッフへの周知 ― 当選画面の見方と、ボタンはスタッフが操作することを、全スタッフで共有しておきます
- 参加回数のルール ― 来店1回につき何回まで参加できるのかを決め、POPにも明記します。考え方は重複応募を防ぐための参加制限の考え方で解説しています
- 受け渡し数の記録 ― 受取確認ボタンの操作結果は、管理画面の一覧には表示されません。当日の受け渡し数を把握したい場合は、店舗側で控えを取る運用をおすすめします
- 参加条件の決め方 ― 条件を増やしすぎると参加が減ります。目的から逆算して決める方法はキャンペーンの応募条件の決め方をご覧ください
来店促進キャンペーンの企画例
以下は、考え方を示すための企画例です。実際の内容は、店舗の業態や予算に合わせて調整します。
企画例1:飲食店の来店感謝キャンペーン
各テーブルにQRコードを置き、食事中にお客様が参加します。当たったら、お会計時にスタッフへ画面を見せて、割引を適用します。深夜まで営業する店舗なら、リセット時刻を営業時間に合わせて設定します。
企画例2:小売店舗のLINE友だち獲得キャンペーン
レジ横にQRコードを掲示し、友だち追加をした方が抽選に参加できるようにします。当たった場合は、その場でスタッフに画面を見せて、粗品や割引を受け取ってもらいます。
導入にあたって
受取確認ボタンや抽選回数のリセット時刻設定は、追加オプションとして組み合わせられます。LINE連携は、LINE公式アカウントの作成が前提で、個別のご相談が必要です。店舗の業態や運用に合わせた設計について、お気軽にご相談ください。
詳しい金額については、下記よりお問い合わせください。
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まとめ
来店促進キャンペーンは、目的と特典、参加方法を最初に決め、店頭のオペレーションまで設計しておくことが大切です。QRコードを掲示してその場で参加し、受取確認ボタンで手渡しする形は、お客様にもスタッフにも分かりやすい運用です。
自社の店舗に合う進め方に迷う場合は、業態や景品とあわせて、お気軽にご相談ください。
