ビジネスの基本のキ!目標設定&達成率アップのコツを紹介【SMART、KPI】

仕事をうまくやるには、正しい目標設定が不可欠です。

とはいえ、「そんなことわかってるけど、具体的にどう設定すれば良いの?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

 

そこで本記事では、誰でも簡単に実践できる目標設定のコツをわかりやすく解説します。

「SMARTの法則」や「KPI」など、すぐに使えるフレームワークや具体例をまじえながら、目標設定の基本をまとめました。

この記事を読めば目標設定の基礎が身につき、達成率を上げるコツも習得できます。

目標設定をおっくうに感じている方は、さらりと目を通してみてください。

\業界最安水準のキャンペーン支援ツール/

抽選に必要な機能がオールインワン!
業界最安水準で利用できる抽選キャンペーン支援ツール

目次

ビジネスの目標設定における必修科目「SMARTの法則」

まずは目標設定の基本のキともいえる「SMARTの法則」をご紹介ます。

「SMARTの法則」とは”良い目標”を立てるためのフレームワークで、ビジネスシーンでもよく用いられる定番のテクニックです。

この法則では、以下の5つの基準を満たす目標を設定することが推奨されています

これだけではわかりにくいと思いますので、SNSキャンペーンの目標設定を例にしてみます。

SMARTではない目標SNSでバズる
SMARTな目標キャンペーンを開催する〇〇年10月は、前年同月比で20%の売上アップを実現する

ここからは上記の目標例をふまえつつ、「SMART」の各項目について解説していきます。

Specific(具体的)

目標達成でよく使われるSMARTの法則。S(Specific)=具体的。目標は誰もがわかる形で具体化しよう。

目標は具体的である必要があります。

「売上を増やす」といった曖昧な表現ではなく、「月間売上を20%増加させる」のように、具体的な数値や詳細を含めることで、達成すべき内容が明確になります。

 

SMARTではない目標の例として挙げた「SNSでバズる」では、そもそも「バズる」がどのような状態なのかわかりません。
「X(旧:Twitter)で1000件リポストされる」のように具体化し、誰が見ても達成条件がわかる状態に整える必要があります。

Measurable(測定可能)

目標は測定可能であるべきです。

進捗を確認し、達成度を評価するためには、具体的な数値が必要となります。

 

SMARTではない目標の例として挙げた「SNSでバズる」では、「バズる」を測定する指標が明確になっていません。
前述のリポスト件数のように、測定できる指標を設ける必要があります。

Achievable(達成可能)

目標設定でよく使われるSMARTの法則。A(Achievable)=達成可能。簡単ではないけど、頑張れば届くぐらいの目標にするのがおすすめ。

目標は現実的で達成可能なものでなければなりません。

目標は高すぎても低すぎても、モチベーションの低下を招きます。

過去の実績や、投下できるリソースを考慮しつつ、

「簡単ではないけど、頑張れば達成できる」

と思えるほどの”少し高めの目標”を設定するのがおすすめです。

Relevant(関連性のある)

目標はビジネスの方向性や戦略に関連している必要があります。

組織のミッションやビジョンに一致しているかを確認し、長期的な目標達成に寄与する内容にすることも重要です。

 

では、SMARTではない目標の例にした「SNSでバズる」について考えてみましょう。
多くの企業にとっては、SNSでバズっても売り上げが伸びなければ意味がありません

つまり、「SMART」のR(関連性)が不十分かもしれないということです。
自社の目標としてそもそも「SNSでバズる」が妥当なのかを再検討すべきといえるでしょう。

Time-bound(期限がある)

目標設定でよく使われるSMARTの法則。T(Time-bound)=期限がある。目標には期限を設定しよう。

目標には明確な期限を設けることが必要です。

期限が設定されていることで行動に計画性が生まれ、進捗を管理しやすくなります。

 

SMARTではない目標の例として挙げた「SNSでバズる」では、目標を達成するまでの期限がわかりません。
一方、SMARTな目標例「キャンペーンを開催する〇〇年10月は、前年同月比で20%の売上アップを実現する」では、”キャペーンの開催月間”が期限として機能しています。
これにより、開催までの進捗確認や、開催後の振り返りがしやすくなります。

達成率アップのコツは、小目標を設定する(=目標を分解する)こと

「SMARTの法則」で設定した目標をさらに良いものにし、達成率を上げるためには、目標を分解してみましょう。

ここでのポイントは以下の2点です。

目標を分解する(KPI設定)

目標を強化し、達成率を上げるためには、目標を小さなサイズに分解することが重要です。

この「小目標」は、ビジネスシーンでKPI(Key Performance Indicator)と言われることも多いです。

目標を分解することで達成までの具体的なステップを見通すことができます。

その結果、やるべきことが明確になり、目標の達成率が上がります。

例:ネット通販サイト

ネット通販サイトでは、「売上=訪問者数×購入率×客単価」という方程式が成り立ちます。

「訪問者数」「購入率」「客単価」を小目標(=KPI)に設定し、それぞれを最適化することで、大目標の「売上」の最大化につながる。

こういった具合に目標を分解するわけです。

小目標(KPI)は、多すぎると管理が複雑になり、少なすぎると具体的な施策が見通しづらくなります。
小目標(KPI)は、3〜5個ほどにとどめておくのがおすすめです。

目標の分解に便利なツール「マンダラート」

小目標(KPI)の選定や、施策の掘り下げには「マンダラート」というツールを使うのがおすすめです。

「マンダラート」は目標を分解し、視覚的に整理するためのフレームワーク。

メジャーリーガーの大谷翔平選手が高校時代にこのマンダラートを活用して、目標設定を行ったというエピソードも有名です。

大谷翔平選手のマンダラート

マンダラートは中心に大目標を記入し、その周囲のマスに達成に不可欠な要素(つまり、小目標)を書き込みます。

その外側にあるマスを使って、小目標をさらに小さなサイズに分解するという構造になっています。

マンダラートは、適切なKPIの選択、必要な施策(行動)の洗い出しに役立つツールです。
目標を分解する際に活用してみてください。

ビジネスで目標を設定するメリットとは?

ビジネスシーンで「目標を設定しましょう」と口酸っぱく言われるのは、目標設定にそれだけの多くのメリットがあるからです。

  • やるべきことが明確になる
  • 行動を後から評価できる
  • チームの方針を統一できる
  • モチベーションがアップする

といった項目がその代表例です。

適切な目標を設定することで、達成率を上げるためにやるべきことが明確になり、取った行動を後から評価できるようになります。

チームで動く場合は方針を統一することにつながりますし、個人あるいはチームメイトのモチベーションアップにも寄与します。

まとめ

今回はビジネスシーンにおける目標設定&達成率アップのコツを紹介しました。

簡単なフレームワークに沿って目標を設定・分解することで、達成率が跳ね上がります。

適切な目標設定には、やるべきことが明確になる、モチベーションが上がるなどメリットが多数。”良い目標”は仕事の質を高めます。

本記事の内容も参考にしつつ、自社あるいは自身にとって最適な目標を模索してみてはいかがでしょうか。

 

キャンペーン目標設定のご相談も歓迎

弊社が開発・運営する「くじクラウド」は、業界最安水準で利用できるキャンペーン支援ツールです。

目標設定やスケジュール管理など、企画段階から御社のキャンペーンをサポートいたします。

キャンペーン戦略の壁打ちをする感覚で、気軽にご相談くださいませ。

\業界最安水準のキャンペーン支援ツール/

抽選に必要な機能がオールインワン!
業界最安水準で利用できる抽選キャンペーン支援ツール

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次